カルテット最終回感想主題歌にテーマ「自由を手にした僕らはグレー」

カルテット最終回ドラマの感想です。ネタバレあり、というか何がネタバレでそうでないのかわからないところですが。謎は謎のまま、4人の未来も恋も結末は見せないまま完結しましたね。それでも中年4人の温かな愛にほのぼのしました。

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カルテット最終回ドラマ感想・深読みを蹴飛ばされる未解決感

少年の弟はアリスなのでは?
とかいらん推理をいっぱいしたのですが、

坂元さんにとってはそういう「火サス」的な展開はどうでもよかったようですね。

アリスはちゃっかりセレブになってるし。

「人生ちょろかった・・・」

という生き方もひとつの生き方なのでしょう。

昔、大満足の結婚をしたひとがリッチな新婚旅行から帰ってきたとき
同じようなことを友達に電話で言っているのを聞いたことがあります。

すごいセリフやな・・・と思ったんですが、スピード離婚しました。
人生ちょろかったかどうかは、すぐにはわからないのですよね。

不思議の国の暗い穴に落ちた4人がはじめて現実に出てくるのでは、
という予想は合っていたようで、

「スキャンダル」という現実にさらされて、
それを逆手にとってコンサートを開くことになりました。

自分たちの意思で、はじめて現実に対峙した気がします。

手紙の主はあきらかにされませんでしたが、
「帽子の女」だ「椎名林檎」だという指摘も多かったですが、
はっきりしていません。

帽子の女は、「岸茉莉」さんという女優さんでした。

手紙の内容からすると、
坂元さんや視聴者からのメッセージ、テーマ説明モノローグ
だったようにも思います。

ドラマコンセプトが主題歌に含まれていると理解すると、ですけど。

手紙は

「常識的な大人なら夢なんて捨てて
現実を生きるのが普通でしょ?
夢を追い求めるなんてありえない。
そんなのウソだ。
でも、そういう生き方もあるんですか?
もしかして
そういうのでも許されるんですか?」

という悲痛な投げかけ。

それに対して、
4人は、いや坂元さんは

「好きな人と好きなように生きる。
現実はグレーで未来なんて約束されてないけれど。
それに中年だけど・・・ひとりでは無理だけど
4人で支え合って強く夢を生きる。
そういう生き方もあると思うよ」

と答えた、ととらえました。

演目にゲーム曲があったのは、
4人の旅が「冒険」だからなのではないか、と思いました。

ちなみにコンサートが行われたのは
軽井沢の大賀ホール、訪れる人が増えるかな?

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カルテット最終回ドラマ感想・「秘密を守る」大人を増産する山本アキコ

山本アキコの「こぼれたのかな」「内緒ね」というのが最大の謎で

「こぼれるものは愛」
とドラマ内で何度も言っていたのですが、

シンプルに考えると犯罪告白でしたよね。

山本アキコは「秘密」や「疑惑」を共有させることで絆を深めて魅了、
そういう方法で仲間を増やしていく「美女」な気がします。

元夫や姑、弁護士、団地の管理人さん?も
そのグループなんでしょうね。

そしてパセリは松たか子さんのことで、
いるときはたいして存在感はないけど、
ないと欠落感がハンパない第一バイオリン。

ということが言いたかったのかな?

団地で「音楽でおびきだす」手法はドラマティックでしたね。
結局、山本アキコに魅了されたすずめちゃんが連れ帰るわけですが、

「手が冷たく」「白髪がでている」松たか子さんを満島ひかりさんがだきしめるシーンは

やっぱり感動的でした。高橋一生さんの無表情ハグも逆に愛情あふれていましたね。

でも、松たか子さん、ベランダ窓もドアもあけっぱなしだったですけどね。

アナの呼びかけによって窓もドアも開けて
「ありのままの」自由に自分になり、
「なにもこわくない」松たか子さんとなっていったわけですね。

カルテット最終回ドラマ感想・まずは熱海。ブレーメンへ再出発した音楽隊?

何人かの方がグリム童話のブレーメンの音楽隊のことを
書いておられましたが、確かに雰囲気は似てますね。

「ブレーメン」へ行って音楽隊に入りたい
落ちぶれたり捨てられたりした4匹の動物カルテット。

ロバが別府さん、鶏がすずめちゃんと考えるとなんとなく。。。

結末はグレーで「ブレーメン」にはたどり着きません。

というよりその目的さえ忘れて、
泥棒を追い出した家で仲良く暮らす、というお話。

泥棒はアリスだったのでしょうかね。

童話の結末はそうでしたが、4人は違います。

家を出て出発します。

技術は低くて才能がないカルテットには未来は約束されてないけれど、
夢に向かって再び走りはじめたのですから。

「ひとりでもよろこぶ人がいればいいじゃない?」

中学生ふたりは大喜びでしたよね。

絵画も音楽も小説もそう。
ものづくりってすべてそうかもしれません。

ドラマもそうなんだ・・・と坂元さんは言いたかったのかな。

「春になるとリスがくるんですよ」と別府さんが言ったとおり、
出発シーンにはリスがちょろっといましたね。

長い雪の後、春がきて新生活へ。なんですね。

大人になると知識や常識にとらわれて
なにかと白黒つけたがるけど、
全部捨てたらグレーな世界で「自由な」人間になれるよ、

でも「秘密は守る」必要がある。

という主題歌通りの結末でした。

というわけで
途中退屈と思いながらも終盤盛り上がった
カルテット視聴完了いたしました。

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ところで、最終回直後のツイッターで感動的な動画作成した人がいました。
4人の片思い映像を編集。音楽はバックナンバー「幸せ」