篠原涼子スペシャルドラマ「愛を乞うひと」の感想です。
あらすじエリアではねたばれしてます
篠原涼子さんが6年ぶりにスペシャルドラマの主演に!
ってことは、アンフェア以来なのでしょうか。
CMではよく見ていたので
そんなに久々だとはおもいませんでした。
梨央ちゃんの天才的演技
子育てしていらっしゃったのですね。
それにしても激しいシーンの連続でした。
鈴木梨央ちゃんが表情がウマすぎて
相乗効果ですごいシーンになったんですね。
おびえながら微笑む繊細すぎる演技は
子役界で当代一では
ないでしょうか。
なぜか目を奪われたのは、
昭和時代の篠原ファッション。
「とと姉ちゃん」たちが提案していた
直線裁ちのプリントのワンピースみたいなやつや
フィフティーズっぽいフレアスカートなど
なんかレトロさが新鮮です。
篠原さんのボディラインがちょうどよく、
きれいに見えました。
赤い口紅に着崩した着物も
粋でよかったですよね。
二役をはっきり演じ分けられておりました。
清楚な現代ママと昭和中期の粗暴ママ。
篠原さんは
あの粗暴ママの役の方に力が入っているんだなあ。。
と思いましたね。
あらすじ・ストーリーは
・・・ねたばれしてますよー・・・
施設から母親のところに戻った娘は
母親からなぜかなぐられたり暴言を吐かれたりする。
父親は3人目。
台湾からきた上川隆也⇒ひも寺島進⇒紙芝居屋さん豊原コウスケ
就職後、初任給を奪われそうになりそのまま家出、
結婚。若くして未亡人になったが
娘とふたり幸せに暮らしています。
ちなみに現代の娘役は広瀬すずちゃんの姉さんのアリスさんです。
意外に大柄なひとなのですね。
ドラマの合間にCMですずちゃんが
レオパレスを内覧していました。
篠原さんとアリスさんが、
優しかった台湾人の父親(らしきひと)のことを調べるうち、
さまざまな過去の真実がでてきます。
そして逮捕された異父弟に会うことで、
ずっと避けていた母親と対峙することになります。
なぜ、幼い頃、憎まれていたのか?
その問いの答えが少しずつ
明らかになります。
というお話です。
昔、映画化されていて、原田美枝子さんが日本アカデミー賞を
受賞されたシーンは見たのですが、
映画がこわすぎる・・・という噂を聞いて
映画館でもビデオでも結局見ませんでした。
こういう内容だったのですね。
映画も一度見て見たいなあ、と思いました。
篠原さんの二役は、迫力がありました。
ただし、トラウマのある視聴者の方は
フラッシュバックに注意ですね。
上川さんは
得意の中国語を披露!
壮大な名作「大地の子」を思い出しました。
いいドラマでしたよね。
そして「ひも」を演じさせたらぴかいちの寺島さん。
豊原さんは
心優しき紙芝居屋さんで、
リオちゃんに優しかったので
ちょっとほっとします。
リオちゃんの制服を買ってきたシーンは
すごく温かくていいシーンでした。
シリアスムロ
キーマンの異父弟は
シリアス方向のムロさんです。
ご出演はちょこっとだけなんですが
インパクトのあるいい役でした。
もちろん、ドラマのクライマックスは
母娘が再会するラストシーンなのですが、
個人的にもっとも印象に残ったのは、
子ども時代の弟が、体当たりで
姉を逃がすところです。
心を打ちますね。
それにしても子役たち・・・すごすぎます。
よくがんばりました。
三丁目の夕日のような昭和30年代のセット・ファッションも
見どころですね。
ものすごく小さい頃、
一度か、ニ度、
公園に飴細工のひとや
紙芝居屋さんがきていて
「黄金バット」を見た。
というおぼろげな記憶があります。
昭和、いい時代です。
映画に登場した三輪トラック、再び登場していました。
それにしても
このようなお話は、フィクションだけの
世の中になるべきですよね。
篠原さんもインタビューで
日本の社会問題でもあり、
いまだから演じることに意味がある、と
おっしゃっています。
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