カルテットの初回の感想です。
話題性もあり
カラ揚げなどディティールのセリフは
個性的でおしゃれで
視聴率はいいと思います。
キャスト、スタッフ、音楽、申し分なくて、
期待度が高かったのですが、
見てみると、うーん。。。
テラスハウス設定は、
軽井沢だしのんびり見るにはいいけれど、
最近シェアハウスもの多いし・・・どうかな~。
冬休みドラマとしてはいいかも
かつて、大女優浅丘るり子さんを中心とした
「すいか」というシェアハウスドラマがあったのですが、
夏休みっぽくてのんびりしていて、
シーンは家の中ばかりなのですが
ちょっと悲しくて・・・しみじみとしたいいドラマでした。
昔、月9などでは
「ビーチボーイズ」みたいな
夏休み定番ドラマがあり、
どんなに仕事が忙しくて休めなくても
見ているだけで夏休み気分になれるというドラマがあり、
そういう見方をすれば、
今回も軽井沢だし、
冬休みドラマとして
のんびり楽しめるのかもしれません。
ただ個人的には、ちょっとめんどくさい感じ。
セリフは小粋でフランス映画みたいに
こじゃれているのですが、そのセリフを聞いている間は、
ストーリー展開はストップしており、
いまいち、集中できませんでした。
ていうか、ストーリー軸は、サスペンスなんでしょうか。
こういうおしゃれな前衛映画なんかを
たまにみますと、
結局、松たか子さんは 夫をどうしたのかわからずじまい・・・
ということが多いのですが、さて。
ピアニストを追い出すくだりは、
いまひとつ理解できなかった・・・。
まあ、それはいいとして。
最大の課題は演奏
俳優さんだからプロみいに弾けないのは仕方ないのですが、
演出はあれでいいのでしょうか。
俳優さんが演奏するシーンで成功しているのは、
「砂の器」
「ベートーベンウイルス」
「ロングバケーション」
などいろいろあるんですが、
それぞれに、
視聴者が物語にぐーっと感情移入しているので
手元が映らなくても違和感ないのですが、
今回は手元が映っているからか、まだ人間ドラマが始まってないからか
「弾くマネしてるう」
というチープ感が前面に・・・。
音楽を愛しながらも挫折した4人・・・というより
音楽を愛しながらも挫折した4人を懸命に演じる俳優さん・・・
という感じでした。
テラスハウスのよいところは
本当に演奏できるひとが挫折したりするところであり、
まんまドラマにしてもな・・・。
やるなら、役者または歌手志望でありながら
挫折した4人を演じた方が
リアリティあったかもしれません。。。
楽器は難しいよね。
「ブザービ-ト」みたいに
ラブストーリーの背景であるなら
美しいんだけど。
あの久石譲さんが監督した映画「カルテット」も
大成功したとはいえなかったもんな。。。
いちばんよかったのはエンディング
4人が歌うMVなエンディングですが
美しくておしゃれで、いい曲でとても素敵です。
ミュージックステーションで歌う4人を
見てみたいですね。
やっぱり
歌手志望だが挫折した4人が
中年アイドルとしてデビュー合宿するドラマ、
のがよかったかな・・・。
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