黒革の手帖ドラマ見ました。米倉涼子版ドラマも見ましたが、武井咲版はまるで違った雰囲気ですね。さらに2021年スペシャル版の感想も書きました。
黒革の手帖ドラマ感想・武井咲ちゃん絶対美人の大迫力
中途半端でない美女ですね。
今まで普通の元気なОL役や
けなげな武家娘
など演じておられましたが
いつもきれいだなあ、とは思いつつも、
なんとなく違和感があったのですが
それが
つまりとびぬけて
美女すぎたせいなのか、
とようやく気づきました。
資生堂のスノーホワイトの
高橋一生さんと共演している
ショートム-ビーも
びっくりするほど美しく、
また美しい女の役がものすごくハマっていて、
演技力がどうのことのと言われがちですが
そうではなくて
これまでは
あの美しさが
役からはみだしていた。
と、
つまりそうことか、と気づきました。
しかし武井咲ちゃんは
あれほど美女でありながら
バラエティやドキュメンタリーで
「きれいですね」
と褒められても
「いえいえ自分なんて、ぜんぜん・・・」
と謙遜されます。
見ている人たちは
「そんなもん自分がめっちゃ美人やって
気づいてるにきまってるやん~」
と、テレビに突っ込んでしまうのですが
ご本人は常にしれー、となっていて
本当に
天然で謙遜しているのか
心の奥では
「わかりきったことを・・・」
と思っているのか
いまいち見えない・・・
という雰囲気が
新ドラマ「黒革の手帖」の役柄
清楚に見えて悪女、
という設定にほどよく
ハマっているのかもしれません。
もちろん、朝ドラ「マッサン」で有名な
脚本家の腕も確かですが。
とくに
黒革の手帖ドラマストーリーの
見せ場
大金を横領したり
裏帳簿で脅したり
おじさんたちを
震え上がらせながら
「お勉強させていただきます~」
と上品におじぎするシーンは
なぜか正義の味方の役に見えて
すっきりするので不思議です。
個人的には第一話の
地味な派遣社員から
横領してママになり、
虐げられていた元職場に
別人のような派手な服装で
出向くときのシーンが
グッときました。
派手なワンピースと
そんなんどこに売ってるん?
という派手なサングラスと
高すぎるポニーテ-ルで
さっそうと街を歩く武井咲ちゃん。
すごくすがすがしくて好きですね。
米倉涼子版と武井咲版をキャラ比較
前の「黒革の手帖」ドラマでの
米倉涼子さんの元子役も美しかったのですが
ドラマ放送当時は
すでに米倉さんのさばさばした
キャラを視聴者の多くが知っていた
ので
あー、上手に悪女キャラを演じているなあ、、
というイメージでした。
出典:TSUTAYA
黒革の手帖ドラマ米倉涼子ママは
見るからに恋愛経験豊富な
気の強い女性、でしたが
黒革の手帖ドラマ武井咲ママは
若くてピュア、やさしそうに見えるのに
瞳の奥からにじみでる悪女感。
それぞれ違ったキャラなので
それぞれがおもしろいドラマと
なっているのでしょう。
ドラマを実際に見て比較すると面白いですね。
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はじまる前は
「黒革の手帖・・って前に見たやん・・」
と思っていたのですが
これほど面白い、とは思っていませんでした。
もちろん、
脇役もスゴイキャスト、ですけどね。
とくに裏帳簿を持ち出すオールドミス、という役では
室井滋vs高畑淳子
となっておりますが
どちらも凄みでは一歩も譲っていませんね。
米倉涼子版の「黒革の手帖」ドラマと武井咲版ドラマのいちばん違うのは恋愛部分
武井咲版黒革の手帖ドラマが
米倉涼子版といちばん違うと感じるのは、
政治家秘書のカレとの関係、
というか距離感でしょうか。
米倉涼子版では
政治家秘書として
仲村トオルさんでした。
仲村さんと米倉さんは
年齢もそれほど離れてないので
ふたりでいる部分だけは
同級生っぽく気を許している感じで
そこだけはなんだかピュアな
純愛ストーリーに見えたのですが、
武井咲版の相手役は
江口洋介さん。
おふたりが共演した
「Wの悲劇」のときも感じたのですが
親子ほど年齢が離れているので
ピュアな恋愛に発展・・
といわれてもな・・・
という感じ。
もう少し若くても
よかったかもしれません。。
斉藤工くんとか。
伊勢谷さんとか。
まあ、
この恋愛部分が
ピュアなのか、そうでないかは
脚本次第でストーリーまで変わってくるので
まだわからないところですが。
「黒革の手帖」ドラマで政治家秘書役の田村正和さんが見たい
歴代主演女優の中で
米倉涼子さん以前の黒革の手帖ドラマ化で
山本陽子さんがヒロインのドラマが
あったそうです。
それはさすがに見ていませんが、
相手役が田村正和さんだった。。
と聞いて
それはそれで見たいものだ。。と思いました。
原作は大御所、松本清張先生
ドラマが面白いのは、やっぱり原作がおもしろいから
と言えますよね。
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原作のあらすじとドラマは
だいぶん違いますが
設定など今もまったく古くなく
さすがは大作家
スゴイなあ、と思います。
黒革の手帖スペシャル2021感想
3年ぶり武井咲ちゃんドラマです。
久しぶりでしたが
相変わらずキレイですね。
ママ女優になった感じは
あまりないですね。
スペシャルは
原口元子の生い立ちなどが
描かれています。
服役を終えた元子は
金沢のホステスから
再出発。
そして再びママにのし上がりますが、
たまたま知り合った元派遣社員の男を
そそのかして
大金をせしめますが
トラブルになって
ふたりで逃避行・・・。
出所したばかりなのに
また詐欺・・・。
ここまでくると
ふつうに詐欺師という感じも。
しかし黒革の手帖は
とりあえず登場するし、
「お勉強させていただきます」
も聞けたし
やや無理やりな部分もありましたが
面白く見れました。
安達祐実ちゃんが
場末感のあるママを
よく演じられていたとは
思いますが、
「具が大きい!」というセリフの
カレーの子役CM
から見ているせいか、
「Lの一族パパ」渡部篤郎さんの
元愛人という設定が
どうもしっくりこない感じでした。
後半はなぜか
火曜サスペンスな展開でしたが
まあ、まとまっていたのでは
ないでしょうか。
元派遣社員の男との
心の交流が
やや希薄で
恋愛部分ありません。
連ドラではないので
時間的にはそこまで詰め込めないのでしょうね。
でも、銀座のママはハマり役なので
またスペシャルで観たいですね。