「モンテ・クリスト伯」2話まで視聴しました。ディーンフジオカドラマということで観ていたのですが、低視聴率ではありますが面白いです。1話2話あらすじと感想です。
ディーンフジオカドラマ「モンテ・クリスト伯」1話2話ここまでのあらすじ
日本のドラマにしては珍しいグローバルな展開で
なかなかおもしろいのですが、
SNSを見ていたら
2話からリアタイ参加のひとがみんな
「ストーリーがわからない」と言っているので
ここまでのところを簡単にご説明しましょう。
ディーンフジオカさんと関ジャニ大倉くんのキャラかぶっとる!
まずタイトルがこれが日本のドラマ?
という感じですがもちろん原作ありです。
19世紀の文豪アレクサンドル・デュマ・ペールの「同名小説」が原作で
日本では「巌窟王」として有名です。
主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごした後、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵を名乗って自らを陥れた者たちの前に現れ、復讐する物語である。※ウィキペディアより
ドラマのストーリーも同じように
超簡単にいうと
「復讐ドラマ」となっています。
無実の罪でとらえられたディーンフジオカ演じる
主人公「暖(ダン)」が
脱獄して復讐する、というドラマです。
1話がなかなかシブかったです。
原作に近いイメージで
日本を舞台に変えて
ドラマ化されているようですね。
1話あらすじ・ディーンフジオカがんばりました!
平凡で田舎者な若い漁師のダン、
演じるのはディーンフジオカさんです。
婚約者は喫茶店をしている可憐な山本美月さんです。
「青いホノオ」のときから
可憐といえば山本美月さん。という感じです。
幸せなラブラブなふたり。
熱いラブシーンありです。
しかし山本美月にひそかに恋しているのが
ディーンフジオカの親友、関ジャニ大倉くん。
オーディションに落ちまくる
役者志望の田舎者の若者です。
ディーンは漁師の先輩・新井浩文さんを
尊敬しています。
しかし新井さんは人気者のディーンを
こっそりねたんでいます。
裏の顔のある人物を演じるなら
やっぱり新井浩文さんでしょう。
「毒島ゆりこのせきらら日記」で
妙な魅力全開でしたのでそれから
注目しています。
ある日ディーンフジオカたちが乗った
漁船が難破。
ディーンはケガをしますが
無事戻ります。
そのとき外国人船長に
「ある手紙」を託されました。
それは黒い融資に関する手紙。
英語がわからない漁師ディーンフジオカは
わからないまま届けようとします。
それが世の中にでると
まずい人物がふたり。
ひとりは手紙の宛先、ファンド会社社長です。
黒いファンド会社社長を演じているのは
スネークマン伊武雅刀さんです。
手紙が警察にわたると破滅します。
そしてもうひとり、
刑事の高橋克典です。
警視庁での出世を狙っている高橋克典は
実はファンド社長の息子でした。
父親が逮捕されるのはマズイ。。。
「ある人物たち」のタレコミにより
手紙の存在を知らされた
刑事高橋克典は「安全のため」と言って
手紙をディーンから無理やり預かり
「改ざん」します。
ディーンは英語が読めない。
だから内容がわからない。
それで預けてしまいます。
宛先をディーンフジオカこと「ダン」の名前にされ
結婚式の途中に
国際逮捕されてしまいます。
彼が送られたのは
孤島の要塞のような刑務所。監獄、というのが
ぴったりのところです。
映画「パピヨン」で観たような
ところです。
「パピヨン」は壮絶な脱獄劇で、
脱獄が成功したところでエンドロールでしたが
ディーンフジオカドラマは
ここからが復讐のスタートということになります。
過酷な孤島の要塞に閉じ込められ
劣悪な環境で7年がすぎた頃、
となりの独房の老人と
知り合い、
一緒に脱獄を計画します。
老人は20年間
コツコツと脱出する穴を掘っていました。
一方、山本美月ちゃんたちは
ディーンフジオカの無実を訴えますが
大使館でも世間にも相手にされませんでした。
ここまでが1話です。
後半15分が
濃いです。
水をかけられ
ひきずられ
ねずみの這いまわる
独房で寝ているおディーン様。
ディーンフジオカさん、
がんばりました。
2話あらすじ・発音とビジュアルが美しすぎるディーンフジオカ
見知らぬ外国ボートが
日本の港に打ち上げられました。
乗っていた人は・・・逃げました。
そう、脱獄したディーンフジオカが
乗っていたのです。
髪は真っ白、
服はボロボロ
裸足です。
ホームレスのようです。
彼は、要塞の脱獄の穴を
老人と一緒に掘っている間に
いろんな知識を得ています。
5か国語しゃべれるようになっています。
ものすごく発音がいい
ディーンフジオカさんです。
ディーンフジオカさんは
自分を陥れて
恋人を奪った関ジャニ大倉さんと
実はディーンをねたんでいた新井さん
手紙を改ざんした刑事高橋克典さんに
復讐することにします。
刑務所で一緒に
穴を掘った老人は
クーデターにより投獄された
ある国の元大統領でした。
隠し財産がシンガポール銀行に
ありました。
仲良くなったディーンフジオカが
全額譲り受けます。
日本からシンガポールへ
密航した浮浪者のような
ディーンフジオカが
銀行のパスワードを入力します。
コードネームは
「モンテ・クリスト伯」。
大金を手にしたディーンフジオカは
クルーザーを持つ
大金持ちとなります。
イケてない漁師の時代は
よれよれのセーター姿、
ぼさぼさのヘアスタイルでしたが
チョーすばらしいロングコートに
オールバック、
サングラスで
みんなの前に華麗に
再登場します。
しかし
関ジャニ大倉くんも
新井さんも
ディーンフジオカだと
気づきません。
このギャップをみるだけでも
2話は見る価値ありですね。
元恋人の山本美月さんだけは
後ろ姿だけで
「あれ?似てる・・・」
と思いますが。
山本美月さんは
現在では
俳優になり大スターになりあがった
関ジャニ大倉の奥さんで
料理研究家。娘もおります。
東京で華やかに暮らしています。
ディーンフジオカの
無実を信じて待って・・・は
いなかったようです。
また
ディーンフジオカを逮捕した
ことで出世して
警視総監に近づいている
高橋克典を
元しがない漁師の新井さんが
どうやらゆすっているようです。
新井さんは
うさんくさい不動産会社の社長になっています。
あの田舎者の素朴な漁師の青年だった
ディーンフジオカは
映画「太陽がいっぱい」の
アランドロンのように
クルーザーで風に吹かれて
移動します。
絵になりますね。
そこにディーンフジオカさんの歌が
盛り上がってきて。。。
つづく。
次週から
復讐がスタートする模様です。
原作小説も
要塞を出た主人公
「モンテクリスト伯」が
出世した仲間たちに
復讐する話だそうです。
日本訳で出版されたのは「巌窟王」。
文豪の小説。
ドラマよりはきっと長い小説でしょうね。
「アンナカレーニナ」が10ページで
ストップしている自分としては
読み切れるだろうか・・・という感じです。
それにしてもディーンフジオカさん やっぱりかっこいいです。
喫茶店のマスターや
結婚詐欺師など
演じておられましたが
やっぱり
ディーンフジオカといえば
貴族。
伯爵様の役が似合う、
ということなのでしょう。
ただ、
大スターになった
関ジャニ大倉くんが
やっぱりシュッとしてて
サングラスかけたりするので
ディーンフジオカさんと
ややキャラかぶっとりますね。
大スターファッションは
着物にするとかして伯爵と
差別化したほうがいいのかも。
それにしてもおディーン様
シンガポール銀行での
英語のやりとりが
素晴らしい発音です。
だから
ディーンフジオカさん起用なのですね。
ストーリーとしては草彅くん主演でも
いいかも、というストーリーですが
山本美月ちゃんがでているので
「銭の戦争」みたいになっちゃうよね。
2話のみどころは
脱獄不能な要塞で7年。
無気力でごつごつした石の
床にただ寝そべっていた
ディーンフジオカが
「脱獄できるかも」
と思った直後から
数年コツコツと穴を掘るうち
生きる活力を
取り戻していくところでした。
どんな暗闇でも
小さな希望があると
あんな力がでるのかもしれません。
映画「ターミネーター2」で
ショーンの母親が刑務所から
出たらすぐターミネーターと戦えるように
医療刑務所でひとりトレーニングをして
ムキムキになるシーンがありますが
それを思い出しました。
シンガポールでは身分証なしで
銀行がOKなのか?
いくら10年たったとはいえ
ディーンフジオカの顔を
みんな忘れているのはなぜ?
などこまかな疑問はありましたが
ドラマ「モンテ・クリスト伯」2話、おすすめできます。